2013/09/06 : Benedict attends TIFF press conference for The Fifth Estate

第38回トロント国際映画祭 2 日目、TIFF Bell Lightbox にて行われた
ベネディクト・カンバーバッチ主演 The Fifth Estate 記者会見に関する
動画や記事のほか、editor が選んだ見どころなどを以下にまとめました。

YouTube
THE FIFTH ESTATE Press Conference | Festival 2013


05:00
コーヒーを飲む貴重な姿。テーブルの下でシャツの袖をキュッと直すしぐさ。
表情や声のトーンからして、かなり緊張している様子。やたらと凛々しい。



05:45
Moderator を務める Henri Behar さんから、バッチさんとブリュールさんに
「今回演じた人物ご本人には会いましたか?」 との質問がなされました。
ブリュールさんの英語をちゃんと聴いたのは、今回が初めてでしたが、
シンプルな言葉と文章でわかりやすく伝えようとしている姿が印象的でした。
柔らかい声や表情も素敵で、ついつい凝視してしまった… (謎の罪悪感

06:38
Behar さんから 「外見的特徴がよく知られているアサンジ氏と、そうではない
ドムシャイトベルク氏を演じる際、どんな苦労がありましたか?」 との質問が。
バッチさん、もうちょっとしゃべろうかな… と一瞬迷ったものの、Yeah. と唐突に終了。
クルッとブリュールさんの方を向いて、あとを任せちゃうバッチさん、きゃわわ。
ブリュールさんがバッチさんの目を見ながら、続きを引き受ける様子に萌えました!

RadioTimes
Benedict Cumberbatch: “I imagine Julian Assange won’t particularly want to support The Fifth Estate”
上の二つの質問に関する内容が含まれています

08:38
BBC News 記者 Neil Smith さんからの質問に真剣な面持ちで答えるバッチさん。
2012 年 6 月に申請した政治亡命が同年 8 月にエクアドル政府から認められたものの、
彼が大使館の外に出たら身柄を拘束する、との方針を英国政府が示しているため、
現在もロンドンにあるエクアドル大使館での生活を続けているアサンジ氏の問題は
どのように解決されるべきだと考えていますか? といったことを問われたバッチさんは、
I’m not a legal expert. と明確な回答を避けつつ、慎重に意見を述べていました。

BBC News
Benedict Cumberbatch: Assange ‘won’t like’ Fifth Estate

09:43
Toronto Sun 記者 Bruce Kirkland さんから 「ベネディクトに質問」 と言われて、
「えっ、また僕? どこに座ってい… あぁ、そこか、やぁ」 と、アイコンタクトするまでの
バッチさんの動きが… な  ん  で  こ  ん  な  に  か  わ  い  い  か p (* `З´*) q  キィィ!!

Toronto Sun
Benedict Cumberbatch: Julian Assange probably not a fan of ‘The Fifth Estate’

13:08
伊プレスの記者 (詳細不明) の質問に答えて、コンドン監督がアサンジ氏について
He’s an admirable figure. などと答えたくだりは、個人的に興味深かったです。

The Guardian
Benedict Cumberbatch launches defence of Julian Assange

14:37
記者からの質問が途絶えたため、Behar さんが咄嗟に 「じゃ、その間に…」 と前置きして
ダン・スティーブンスさんに話題を振ったところでは、彼の Moderator としての力量を感じました。
The supporting cast is astonishing. No offence to you, guys.

主役を支えるキャストが素晴らしかった。 別に、君たちに悪気はないからね。
と茶目っ気たっぷりにバッチさんとブリュールさんに言い、壇上の空気がホッと和みました。

bandicam 2013-09-18 16-57-47-557

15:05
スティーブンスさんの手指 (と結婚指輪キラーン☆) にボーッと見惚れていたら、
あらまぁ、このお兄さんもずいぶんと早口でいらっしゃるのね。びっくりしました。
早口だけど、どこか心に余裕のある話し方は、聴いていて耳心地がよいですね。

Glamour
What does Dan Stevens think of journalists?

16:35
仏プレスの記者と思われる男性 (詳細不明) の質問を受け、舞台出身であることが
映画に出演する際にどう影響しているか… などについてじっくりと語ったバッチさん。
The Fifth Estate には直接触れていないためか、記事では取り上げられませんでした。
舞台と映画の関係について語ったインタビューは、日本の雑誌にも載りましたね。



20:27
次の記者からも Mr Cumberbatch と指名を受け、話を一生懸命聴こうとしたのか、
前へ少し乗り出したところ、ネームプレートがパタッと倒れてしまうプチハプニングが。
「あ…」 と手に取ったので、立て直すのかと思いきや、寝かせたままポイッて置いた (笑
几帳面なようでこういうところもある男性なのかと思うと、はぁ… 愛おしくてたまらん!

21:00
バッチさんは演技手法や役との向き合い方について、静かに (でも熱く) 語っていました。
特に editor の印象に残った言葉だけになりますが、以下に記しておきますね。

As an actor approaching a role, you have to a level of empathy and understanding with your character.
役にアプローチする俳優として欠かせないのは、その人物に対する共感と理解を一定のレベルまで持っていくことだ。
Thumbs up, thumbs down, I just, I find that so limiting and that’s a selfish perspective.
(その役を) 好きか嫌いかだけで言うのは、ちょっと限定的すぎるし、利己的な見方だと思う。
Certainly as an actor, I want to find what the three-dimensionality is behind the character
and what motivates them and what’s human about them.

俳優として言えるのは、キャラクターの背後にある三次元的な広がり、彼らを突き動かすもの、
彼らの中にある人間性を見出したいと考えている、ということだ。

「この考えがすべての俳優・関係者・鑑賞者に当てはまるとは言っていないからね」 と
途中でさりげなく添えていたところからは、バッチさんが独断的・一方的な物の見方を
よしとせず、できるだけ広い視野を持つことを心掛けているのだろうな、と推察できました。

22:15
ここで Moderator の Behar さんが Daniel, Dan, do you agree? と、これまた素敵な仕切り!
ブリュールさんは Absolutely. Nothing to add. と答え、スティーブンスさんも笑顔でした。
二人は、次の記者さんがせっかちそうに質問を始めてからも、クスクス笑いながら
バッチさんを優しく見守っていて、仲の良い三兄弟 (無論、バッチさんが末っ子) のような
空気を醸し出していました。動画冒頭、記念撮影中の三人の様子も、可愛かったですよね。

22:37
質問している記者さんの顔を認識できないバッチさんが 「よく見えないな。どこ?」と聞き、
相手の位置を確認して 「やぁ」 と手を振るのが、本当に誠実で、優しくて、キュンとした。
初めて参加した映画祭で 3 本もの出演作が上映されて、どんなに光栄と感じているか、
それらの作品でいかに素晴らしい経験を積むことができたか、などを語っていました。
話す → いろいろ思い出す → 気持ちが昂ぶる → 言葉に詰まる → 吐息 → 話す、のループ。
ついには感極まってブリュールさんに愛の告白。ブリュールさん 「おっと… ふぅ (苦笑」

CTV News
TIFF 2013: ‘Fifth Estate’ star expresses admiration for Julian Assange

24:50
メキシコ出身の記者さんから 「撮影中のお二人の関係はいかがでしたか?」 などという
けしからん (いい意味で) 質問がバッチさんとブリュールさんに向けられました。
ブリュールさんは、スペイン生まれのドイツ人ということで、余裕のスペイン語対応。

その部分の内容が知りたくて 「スペイン語をお分かりの方は…」 とツイートしたところ、
RT が偶然 TL に流れてきたので… と、普段は鍵を掛けていらっしゃるユーザさんが
わざわざご連絡を下さり、スペイン語の部分を意味を教えてくださいました! (感涙
陣哉 (@zhenzai1568) さん、お時間を取っていただき、本当にありがとうございました☆

ブリュールさんは、記者さんの訛りからすぐにその人がメキシコ出身であると判断し、
Terrible! (英語の terrible と同じ意味。テリーブレのような発音) とジョークを言ってから、
「僕たちは Castellano (スペイン首都周辺で話されている標準スペイン語。カステジャーノ) を
話せるから (スペイン語で質問しても大丈夫だよ)。 彼 (バッチさん) もわかっているよ」 と。

なるほど、バッチさんが We didn’t talk to each other. ろくに口もきかなかったよ。
言ったのは、ブリュールさんのそのジョークを英語でちょっとアレンジしたものだったのか!
こういうところからも、二人の間にある信頼関係のようなものが伝わってきますね♪

Screen Picks
Interview: Daniel Brühl, Benedict Cumberbatch and Dan Stevens From ‘The Fifth Estate’
この動画と直接は関係ないですが、三人の相性のよさが読み取れます

26:50
Canadian Press の記者さんが 「Man of the Festival と呼ばれてどう感じていますか」 と質問。
バッチさんの謙虚さが際立った言葉の数々に聴き惚れました。 記事をいくつかリンクしておきます。
自らを 「大きな車輪 (作品) の中の小さな歯車」 と言っては 「あぁ、まったく、ひどい例えだな」 と
軽く罵るバッチさんには思わず笑いました。そして、やっぱり照れて首をポリポリする癖も (ノω`*)

Yahoo! CANADA
Benedict Cumberbatch ‘flattered’ to be called ‘the man of the festival’

CTV News
TIFF 2013: Benedict Cumberbatch ‘flattered’ to be the ‘man of the festival’

Entertainment Wise
Benedict Cumberbatch ‘Embarrassed’ By Being Labelled ‘Man Of The Festival’ As  Three Of His Films Hit Toronto

RadioTimes
Benedict Cumberbatch on being labelled ‘man of the festival’ in Toronto



27:45
次もスペイン語圏の記者さんから 「ハッカーと接する機会はありましたか?」 といった質問が。
思わず壇上中央の三人が苦笑していましたが、ブリュールさんが笑いを交えて上手く対応。
バッチさんは、自分があまりコンピュータには詳しくない旨などを話していましたし、
コンドン監督は 「政治的圧力を感じたことはありましたか?」 との質問に答え、会見終了。

RadioTimes
Benedict Cumberbatch: I’m very computer illiterate

Entertainment Weekly
Toronto: ‘The Fifth Estate’ stars Benedict Cumberbatch and Daniel Brühl are vulnerable to the wrath of Assange

New York Times
In Toronto, ‘Fifth Estate’ Filmmakers Embrace Ambiguity

The Grid
Festival Express: Benedict Cumberbatch on Julian Assange—“I don’t think he’d want to support the film.”

30:10
席を立った瞬間、スーツのボタンを留めるバッチさんのあまりにも自然なしぐさにご注目。
Moderator の Behar さんからのお礼に、しっかりと握手で応える紳士的な姿も見られました。

bandicam 2013-09-20 23-26-39-188

盛りだくさんの記者会見。サラッと振り返るつもりが長編記事になってしまいました。
バッチさん、瞳とスーツとパネルのブルーが調和して、大変美しかったですね。
今回もまた、いかにひとつひとつのお仕事と真剣に向き合う人であるかを痛感。
本編を鑑賞できる日が今まで以上に楽しみになりました。 日本公開お願いします!

editor’s Tumblr
Cumberbatch photobank: TFE Toronto Press Con
Cumberbatch photobank: TFE Toronto Guess Portrait

ここまで全部読んで下さった気の長い reader さん、ありがとうございました。
この作品について感想を述べ合える日が早く来たらいいですね☆

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